月夜の晩に

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zoom RSS バジルの花

<<   作成日時 : 2006/06/14 23:31   >>

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私は自宅でバジルを育てている。もちろん「食用」だ。だからたまーに葉っぱを失敬したりしている。いや、たまーにですよ。
お洒落を否定するかのような記事をブログでアップした事もある私だが、一般的には「お洒落」な部類のイタリアンで必須食材であるトマトとバジルが実は大好物なのだ。
特にバジル。この植物には中毒になるような何かが含まれているのではないかと疑ってしまうほど私は好きだ。単独では大して美味しくないし、むしろ癖が強くてまずいと感じるくらいだ。でも、相性の良い他の食材との組み合わせによって、この植物は素晴らしい輝きを放つ。イタリアンのカプレーゼ(バジル・トマト・モッツァレラチーズのサラダ)は世界で一番美味しい前菜の一つだと思うし、単純にソーセージと一緒に食べても美味しい。
でも、今回はバジルが好き・・・という話ではない。冒頭で記載した育てているバジルに花が咲いた、ということから感じたある「想い」についての話だ。

自室で育てているバジルに花が咲いた。6/5の話だ。普段は食べている葉の部分しか見ていないので、花が咲いたことに単純な興味を持った。「へえー」と近くで見てみる。バジル特有の香りがしてくる。花は茎の先端に咲いている。1センチもない小さな白い数個の花をまじまじと見つめた。
見つめているうちに、バジルの葉が数センチ間隔で左右対称に開いていることに気づく。「ふーん」と眺めていると、今度はその数センチ先に生えている葉が下の葉に対して確度が90度ずれて生えていることに気づく。真上からみると十字になっているのだ。日の光を効率よく浴びるためにこのような進化をしたのであろうか。知らなかった。ちょっとびっくりだ。・・・要するに私は「食べる専門」でバジルとはどのような植物なのかをこの年まで知らないでいたのだ。
考えてみると私たちは「食べ物」と認識したが最後、その「食べ物」が実態として「生き物」として存在した実態と隔絶されて生きている。上述の体験談は決して特別なものでないはずだ。「肉ってなんだ?」、とか「大根ってどんなんよ?」とか多分大多数の日本人は知らなくてOKな生活を送っている。
・・・単純に恐ろしいですね。

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