月夜の晩に

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zoom RSS 〆にモツ煮

<<   作成日時 : 2007/03/27 21:43   >>

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普通、居酒屋でモツ煮を頼むと刺身類や焼き物よりも先に出てくると思う。頼んでいるこちら側も「まずはモツ煮」という感覚をなんとなしに持っていると思う。
そんな先入観(という程でもないが)を、この間立ち寄ったモツ焼き屋は気持ちよく打ち破ってくれたので、ちょっと紹介したい。

会社の上司と立ち寄った、とある赤羽のお店。焼き物と生ものを何点かとモツ煮を頼んだ。酒は各々ビールとホッピーである。ちなみにビールが私だ。
酒はすぐに出てきた。ついで生もの(ハツ刺し)がすぐ出され、焼き物も程なくして出てきた。なかなかテンポが良いお店である。つまんでいる間にも注文を追加する。「水餃子っていうの美味そうだなあ」・「お、つくねがある。いいねぇ」・「動脈もいってみるか」といった具合だ。皆レベルが高く非常に美味しいので、勢い会話も弾む。見回してみると狭いながらも店内は人がぎっしりで、外に出してあるテーブルとイスにまで人が張り出している。どうやら大人気店のようだ。
いいカンジで飲み食いが進んでいたのだが、ふと一番最初に頼んだモツ煮が出ていないことに気づく。会社の上司は以前にもこのお店に来たことがあるので、来店前に「ここのモツ煮はあっさりして美味いんだよ」といっていた。それを聞いていた私はとても楽しみにしていたのだ。早く出てこないかなあ・・・と思っていたら、こちらの様子を感じ取ったのかマスターが「そろそろモツ煮だすからちょっと待っててよ」と声をかけてくれた。
出されたモツ煮は一目で普通のそれとは違うことがはっきりわかった。半透明のツユにピカピカのモツとこんにゃくがひたひたに入っているのだ。ツユをすするとめんつゆのような良い味がする。魚介系の出汁なのだろうか?いままでちょっと味わったことのないようなモツ煮である。どちらかと言えば「煮」というより「スープ」だ。大変美味しいし、そして確かに「あっさり」しているのだ。タイ料理で魚醤を使って味付けしたモツのスープを食べたことがあったのだが、ちょっとそのニュアンスに似ている。こういうモツ煮もあるんだなあ、と感心すると同時に気づいたのは「なるほど、この味だと順番としては最後だなあ」ということだ。そう、このモツ煮は〆用なのだ。だからマスターがこちらの様子を伺っていたのだ。いつモツ煮をだすか、と。

身近だしよく知っていると思っていた食べ物なのに、自分はまだまだ「形」にとらわれていたんだなあ、と反省した次第である。と同時に、このほんの些細な発見は私にとってそれだけでウキウキ楽しいものなのだ。こういうことがあるから酒飲みはやめられないんだよなあ。

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