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zoom RSS 知覧醸造 つづき 〜本物の地元産〜

<<   作成日時 : 2007/09/24 23:15   >>

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〜前回よりつづき〜

一面の茶畑のど真ん中に知覧醸造はある・・・というか、住所を知っていないと絶対に通り過ぎてしまうほど周りは圧倒的なスケールの茶畑だ。現に私は一回通り過ぎてしまい引き返しているのだ。外から見ると何をしている場所なのかは全く分からないが、でも極普通にあるなんかの工場のようだ。

レンタカーを敷地に駐車すると社長と思しき人が出迎えてくれた。森社長である。工場見学させて欲しい旨をお伝えすると快く了承してくれた。しかも社長自ら案内してくれるという。おお!なんて感じの良い人だ。
森社長は原料や仕込みも含め全てを「地元で造る」ことに大変な情熱をお持ちの方だった。「小さな蔵なので全て自分で管理しているんですよ」といいつつ、蔵の案内の前に知覧の素晴らしさや焼酎も持つ魅力を熱心に語ってくれた。新鮮な芋で仕込まないと焼酎に臭みが出てしまうことや、食中酒としての焼酎の素晴らしさ、また食事と酒という組み合わせの素晴らしさ等等だ。特に食と酒の関係について一家言お持ちであったので、私は結構驚いた。酒造りにかかわる方がここまで「食事」のことを熱く語るのだ。その上で森社長は「良い食事には必ず良い酒がそばにあって欲しい。食事と酒は文化なのです」とおっしゃっていた。全く持って同感である。B級グルメとか言っている私も、一食入魂で食べて呑まなければ!と思った次第だ。
・・・まあ、そんなにお堅いものではないと思うが、それくらいの薫陶を受けたのだ。

さて、簡単に蔵の中を紹介しよう。
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焼酎を貯蔵するタンクである。私も初めて知ったのだが、味にムラが出ないように造った焼酎は造っただけ一気に出荷するのではなく、ある程度残しておいてその残しておいた焼酎と新しく作った焼酎をブレンドしているのだという。「味が安定していないとお得意さんから起こられてしまうよ」とのこと。ふーん、そんな工夫があるんだ。ちょっと感心。

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これは麹を活性化させる小部屋。結構な温度になるらしい。この麹を砕いた芋に投入するとアルコールが生まれる。私:「芋は麹の食べ物なんですね」

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これは蒸留器。芋焼酎は最初70度!くらいあるそうだ。それが最後には10度くらいまでアルコール度数が落ちてきて、全体としては35〜38度程度になるのだという。ナルホドねえ。「無ろ過」と銘打つ芋焼酎の度数が38度くらいなのは、この状態のものなんだなあ。納得。それにしても知覧醸造の酒は全てこの細い管を蒸気の状態で通過したものなのだと思うと、なんだかちょっと感動である。正に現場って感じだ。

蔵の込み入った話や造っている実際の環境、そしてなにより造り手の情熱にこんなにも近くふれたのはこれがはじめてである。つい先日千代香を紹介した際、バックに写っていた酒は武家屋敷だったのだが、これは森社長が土産に持たせてくれた!ものである。ド素人が押しかけた挙句、貴重な時間を割いていただき質問攻めにしたにもかかわらず、森社長は満面の笑みでそれら全てに応えてくれた。

今後しばらく知覧醸造の酒から離れられそうもない満月である。武家屋敷を呑むたびに思う、「森社長元気かなあ。この酒旨いですよ」と。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
「良い食事には必ず良い酒がそばにあって欲しい。食事と酒は文化なのです」
これは^^私がよく友人に言ってる言葉。。
美味しいものには、必ずいいお酒がなきゃいけない。。
美味しいお酒にもしかり。。
両方があると相乗作用でもっと美味しくなるし。。
ないと淋しい。。なんて^^;
みゅうみゅう
2007/09/26 23:07
みゅうみゅうさん、今晩は。
酒と食事は互いを高めあう素晴らしい関係にあると思います。わたしはいつも欲張りなので美味しい酒も食事も楽しみたいと常々考えてばかりです。でも、この言葉にはみゅうみゅうさんも感じ入るものがあったんですね!
満月
2007/09/27 00:29

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